7月10日(日)　KISHISPO　ジュニアチャレンジフットサルカップ　2016　

こんばんは！現在進行形で締めのカップ麺を食しているゆうちゃんです！(笑)

とうとうやってきました決戦当日。
天候が危ぶまれながら無事晴天の中開催され今日は本当にお疲れ様でした。

今日の始まりはかねてより予告しておりましたチーム分けから。
１人づつAとBに振り分けられみんなの表情は喜び、安堵、悔しさ、不安など様々でした。
予定通り岡田コーチがAチーム、僕はBチームを見させていただきました。

それではまずは結果の方から。
現地に来られていた方はご存知かと思いますがAチーム1位、Bチームは惜しくも得失点差により3位という素晴らしい結果でした！
本当におめでとう！！
観ていてすごく楽しい試合でもうワクワクとニヤニヤが止まりませんでした。

すべての試合について書くとえげつない量になるので1試合ピックアップしようと思います。
そうとなればもうこの試合しかない、リーグ第3試合ナオスポーツクラブ A VS B の直接対決です。
事前に当たることはわかっていたとはいえ実際に試合となると、やはり独特の緊張感が押し寄せてきました。ここまでのリーグ戦の結果は悪くなく、全勝のAチームに対しBチームは勝利すれば優勝が狙えるというところでした。
そこでこの大一番。僕は子供たちに今伝えられる精いっぱいの気持ちを伝えピッチに送りだしました。

そして試合開始。
立ち上がりAチームのシンプルな攻撃から立て続けに2失点。前評判通りの攻撃力ですがまだ焦る時間ではないです。ここからお互いリズムをつかみだし一進一退の激しい攻防。どこまで気持ちが折れずについていてるかというところでしたが、そこは意地を見せてくれました。うまく試合を展開し前半終了時には3-3に追いつき試合は振り出しに。ハーフタイムではなぜかBチームは萎縮ムード…。疲労も溜まってきてナーバスになっていたのでしょうか。こんないい試合をしているのにもったいない、ということで改めて叱咤激励をしまして運命の後半へ。
まさにここからが本当の快進撃でした。

動きが硬くなってきたAチームとは対照的に尻上がりに調子を上げるBチーム。お互いのベンチからは怒号が飛び交い乱戦に。
そして半分ほどが過ぎたころ、Bチームに待望の勝ち越し点がやってきました。正直なところ、点が入った瞬間の記憶はほとんどありません。無我夢中でした、すいません(笑)
ここからの一分一秒がどれほど長かったことでしょうか。このときの僕には黙って試合を観戦していられる余裕などとうにありませんでした。数秒ごとに時計を確認し声を張り続けること数分。待ちに待った試合終了のホイッスル。やりました。しかし、喜びを噛みしめる間もなく、現在の状況を鑑みふと我に返るとひきつった笑顔の自分がいました。この意味はなんとなく察していただけるとありがたいです(笑)

こうして振り返るとまるで何かのドラマを観ているかのように感じます。
今回の結果で知ってもらいたいことは岡田コーチのお知らせにも記載されていましたが、AもBも関係ないんだということです。実際、僕は本気で今回のBチームで決勝大会を狙っていましたしAチームにも勝つつもりでした。後出しで生意気ですがここだけの話、多少の勝算はありました。しかし、2失点したあの瞬間、あの場で一体何人がBの勝利を予想したでしょう。

今回のBチームには試合初参加の子供さんがいまして僕との対面も初めてでした。そんな中でのぶっつけ本番の試合。そこで事前に考えていた今日のメインテーマは、どうやったら子供たちは僕の話を聞いてくれるのか、興味を持ってくれるのか、信じてくれるのか、ということでした。個々のポテンシャルが高いことはわかっていたのであとはそれをいかに引き出し活用するかということでした。それからいろいろありましたが、最後の試合が終わった後には自然と僕の周りに集まってくれて、みんなで他愛ない話ができるほどでした。半日という短い時間でこんなにも打ち解けられたのかとしみじみ感じましたし、なんだかとても幸せな気分でした。月並みな表現で申し訳ないです。しかし、初めて会った得体も知れないコーチから突拍子もないことを言われているにも関わらず、面と向かいそらすことのないその純粋な瞳を見ていると、こっちが踏ん張らないわけにはいきませんでした。僕自身も含めてもう少し彼らの力を信じてあげなければなりませんでした。

最後まで諦めずついてきてくれたBチーム！お疲れ様でした！そしてありがとう！

ピックアップしてもえげつなく長くなりましたが、最後は僕の待ち受けにもなっているこの写真で締めくくりにします。